守られる君が守るために攻めに転じた瞬間

守 守りたいと言う願いの為に君は剣を掴んだ

ら 乱戦の中、目指すのは敵の頭のみを目指す

れ 劣勢の瞬間、轟音が耳を襲った

る 涙声を押し殺したままに前を見据え続ける君

君 君は守られている筈なのに、何故傷だらけなのだろう?

が 頑強な敵を相手に立ち向かう小さな君

守 守るはずが守られていたなんて…

る ルナに取りつかれたように剣を降り続ける

た たまに垣間見る、君の鋭利な眸

め 目覚めた時のお前の顔は…

に 俄かに信じられないが…全部やったのか、と

攻 攻勢に回った時、貴方は素早く馬に跨り駆け抜けた

め めしあ ぼくだけの ちぬられた うつくしい めしあ

に 二兎を追わないどころか一兎すら見逃す

転 転瞬の間に、アンタが倒れ込んだ

じ 自分の痛みのように感じながら、

た 忽ち、敵は恐れをなし、十戒の如く道は開かれる

瞬 瞬く間に赤い鮮血が舞踊った

間 間隔が酷く、無情なまでに平和が短くなっていくんだ




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