--それはとても残酷な--


一・貴方の腕に抱かれる事こそ我、渇望する悦び
(きっと叶わない)

二・君の眸に射抜かれて血を流し息絶えたいという望み
(絶対に嫌だと君は言う)

三・お前を守る事こそ生甲斐といえば何時も悲しそうに笑う
(何故そんなふうに笑うの?)

四・アンタを殺そうとする度に湧き上がるこの気持ちは何?
(死んでいくアンタへの同情?)

五・貴女は笑う、世界で一番残酷な言葉を吐いて去っていく
(それはそれは無垢に言うのだ)

六・アナタは何時も私に背を向ける、そして何時帰るか分からない帰りを私はただ滑稽に待ち続けている
(人は私を愚かだというけれど)





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